そもそもFRP防水・ウレタン防水とは？

FRP防水とは

ガラス繊維で補強されたプラスチック（FRP）を使用した硬くて強い防水工法です。
ベランダやバルコニーでよく採用され、歩行に強いのが特徴です。

ウレタン防水とは

液体状のウレタン樹脂を塗り重ねて防水層を作る工法です。
継ぎ目のない一体型の防水層ができるため、複雑な形状の屋上やルーフバルコニーにも向いています。

FRP防水とウレタン防水の違いを比較

広島市の家にはどっちが向いている？プロの本音

広島市近郊の戸建てやアパートのベランダでは、新築時にFRP防水が使われているケースがほとんどです。
そのため、改修工事でも「同じFRPでやり替える」か、「状態を見てウレタン防水に切り替える」かが基本の選択肢になります。

FRP防水が向いているケース

• ベランダの形が比較的シンプル
• 歩行や物置などで荷重がかかりやすい
• 現状もFRPで、下地がまだしっかりしている

ウレタン防水が向いているケース

• 広い屋上やルーフバルコニー
• 段差・立ち上がり・配管などが多く、複雑な形状
• 既存防水が傷んでおり、通気緩衝工法で下地の湿気を逃がしたい

費用の目安（広島市近郊の場合）

工事規模や下地の状態によって変動しますが、おおよその目安は次の通りです。

※上記はあくまで目安です。既存の状態によって下地補修費用が前後します。

広島市でよくある「失敗パターン」

• 価格だけで選び、必要な下地処理を省かれてしまった
• FRPの上にそのままウレタンを薄塗りされ、数年で剥がれた
• 防水層の厚みが不足し、ひび割れがすぐ出てしまった

防水工事は材料よりも「下地処理」と「施工管理」が命です。
見積書には、必ず「下地調整」「プライマー」「塗り回数」「保証年数」が明記されているかチェックしましょう。

広島市で実際に行った施工事例

例：広島市佐伯区・戸建てベランダFRP防水改修
築15年の戸建てで、ベランダ床のひび割れと雨染みが発生。
既存FRPの状態をチェックし、一部補修＋新規FRP防水＋トップコート仕上げを行いました。
工期：2日／費用：約18万円／保証：10年

例：広島市中区・ビル屋上ウレタン防水通気緩衝工法
既存シート防水の浮き・水溜まりが多く、テナントへの漏水が発生。
既存防水の上に通気シートを敷き、ウレタン2層＋トップコートで仕上げ。
工期：7日／費用：約220万円／保証：10年

よくある質問（FAQ）

Q. FRPとウレタン、どちらが長持ちしますか？

A. どちらも正しく施工し、定期的にトップコートを行えば10年以上の耐久性があります。広島市では紫外線が強いので、トップコートの有無が寿命を大きく左右します。

Q. 既存がFRPですが、ウレタンに変えても大丈夫？

A. 下地状況をきちんと確認すれば可能です。ただし、密着させるのか、通気緩衝工法にするのかなど、計画が重要になります。

Q. 小さなベランダ1か所だけでも頼めますか？

A. もちろんです。ハシゴで登れる範囲の小工事も喜んで対応しています。

対応エリア

広島市（西区・中区・東区・安佐南区・安佐北区・南区・佐伯区・安芸区）、廿日市市、呉市、東広島市、安芸郡（府中町・海田町・熊野町・坂町）、山口県岩国市（東部）など、半径35km圏内にて防水工事・雨漏り修理に幅広く対応しています。

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